Panasonicネットワークカメラ

2004.9.24 ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗

 私の仕事上、防犯関連の商品には以前から注意をはらっていました。「ネットワークカメラ」に関しても、以前から興味を持っていましたが、いくつかの問題がネックとなっていて導入には至っていませんでした。それは次の通りです。

◎価格の高さ: これまでのネットワークカメラは、本体価格が10万円弱〜20万円もしていました。
◎画像送信側の通信料: ADSL導入前は、カメラの画像を送信するのに一々お金がかかるので現実的ではありませんでした。
◎画像受信側の通信料: 携帯またはPHSでの画像受信のコスト。
◎ネットワークへのアクセスの問題: セキュリティーの不安。
◎ネットワークカメラと一緒に、パソコンも常時起動しておかなければならない。


 これまではこのような問題から、ネットワークカメラを個人で運用するのは現実的に不可能でした。ところが最近、各社から手頃な価格のネットワークカメラが発売されだしたのです。そして価格だけでなく、その機能、またはそれ以外の環境の変化など、様々なインフラが整ってきました。

◎低価格: 本体価格が2〜4万円くらいに下がりました。
◎ADSLの普及
◎携帯やPHS(私はPHSを利用しています)のメール利用料金の低価格化。
◎カメラ本体の性能アップ
◎その他

Panasonic BL-C10
 実はこのカメラ(Panasonic BL-C10)は、一人暮らしの私の義母のために導入しました。そのきっかけは、このネットワークカメラが人感センサーを内蔵しているのと、パソコンを起動しなくても、このカメラ単体で動作するということからです。最初にパソコンから設定をしなければなりませんが、いったん設定が完了すると、本体のスイッチさえ入れておけば留守中に人感センサーに何かを感じると、設定した宛先に静止画像添付ファイル付きメールを送信します(パソコンは切っていても大丈夫です)。
 これで「防犯」とまで言えるかはわかりませんが、携帯(PHS)にメールがこなければ大丈夫という安心感はもてます。また、家の中で泥棒がうろうろしていた場合には、携帯(PHS)から警察に電話をかけることも可能かもしれません。

運用コスト
◎ADSL+メール契約料金(これは今まで通りです)
◎本体価格 約3万円
◎PHSの基本料+メール使いたい放題料金: 月額約2,700円(PHSでのメールは安くて良いですよ)。もちろんJPEG形式の画像を受信できる機種でしたら、携帯でも可能です。

 たったこれだけのコストで運用可能になりました。家を留守にする事が多い人にはお勧めのシステムです。なお、若干高くなりますが、無線LAN接続のタイプもあります。また、監視モニタのように携帯やPHSから動画を確認する方法もありますが、これの場合には運用コストがもっとかかってしまいますから、私は静止画で十分と考えています。