弟子の募集について

弟子の伊藤がこの工房を出る目処が立ちましたので、近いうちにまた弟子を募集します。

ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗



 下記の募集要項をお読みになる前に、次のことを確認してください。厳しい内容です。

・私(佐々木朗)は、ヴァイオリン製作の名人でも実力者でもなんでもありあません。
・修行期間を全うしたからといって、前途洋々という簡単な世界ではありません。
・利益(学費取得)のための弟子募集ではありませんが、けっしてボランティアでの募集というわけではありません。
・修業期間は忍耐力と経済力が必要です。
・修行期間に不適性を感じた場合には、その人のためにも、できるだけ早くクビにします。学校ではないからです。
・当工房の広さなどの面で、けっして恵まれた修行環境ではないということ。




募集年齢:19(高卒)〜24才位。適性が同程度の場合には、年齢の低い方を優先します。
募集人員:1名

適性:器用で集中力があること。ヴァイオリン(ヴィオラ、チェロ)が弾けること。タバコを吸わない者。


諸条件
給与:無し
学費:無し
通い:当工房に毎日通える範囲に住んでいるか、または下宿できること。

作業・勉強形態
 工房の仕事(ヴァイオリン関連の雑用も含む)を手伝いながらその仕事を通して、またはその合間の時間に教えます。「生徒」としてではなく、いわゆる「弟子」としての修行となりますので、この勉強の期間は長くかかるという覚悟が必要です。

期間
 教わる側の技量によって大きく異なると思いますが、一通りのことを教えるためにはどんなに早くても5年間以上の期間はかかるでしょう。従ってこの期間に「無収入」で頑張ることのできる人が絶対条件となります。

経済的な面
 学費を取ることは一切ありませんが、生活費の他、高価な道具類の購入、将来必要となる木材(高価です)の先行投資、ヴァイオリンのレッスン料など、多額の金銭的な負担を必要とします(具体的にいくらかかると言うことは不可能ですが、大ざっぱに考えて、「進学」するのと同じくらいかかると考えるべきでしょう)。一方、修行期間中には100%ヴァイオリン製作のみに集中するために、アルバイト類は厳禁します。

親のバックアップ
 先に述べましたように、修行期間中には生活費を含め、大きな額のお金を必要とします。この意味で、保護者の経済的な意味でのバックアップがあるということが第一条件となります。

休日:週に1日。しかし、余暇は無いというくらいの意識が必要です。

修行期間終了後:
 修行期間終了ごの就職先の斡旋などは一切行いません。自分で道が切り開けないようではすでに見込みはありませんので、そのような心配のある方はこの仕事は向かないと思います。

面接と試験
 第1次面接:口頭での具体的な説明。履歴書持参。
 期間:募集期間中随時。

 試験:適性実技試験と学科試験。簡単な実技演奏の確認。試験内容につきましては、第1次面接の時に話します。
 期日:第1次面接時に、話し合って期日を決める。

 第2次面接:試験に合格した者のみ。保護者同伴にて。
 期日:こちらから連絡します。

問い合わせ
 この件は非常に重要な内容ですので、メールでの問い合わせには一切お答えしませんまずは上記の文章を熟読した上で、必ず電話(03-3317-0313)、または工房へ直接いらして(事前に連絡の上で)質問してください。